2025年、新年を迎えまして…
| 2024年末に、たまたま京都の市場をぶらぶらしていると、とても元気で新鮮な新ゴボウを見つけてしまい、縁起のよい野菜にて購入しちゃいました♪
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| そして、大晦日の夕方から簡単ながら、おせち料理もどきをつくり始めました。まずは、京都の市場で購入した新ゴボウをたたいて一口大に切り、沸騰した湯に少しお酢を入れて10分程茹でます。
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| 茹であがったゴボウが熱いうちに、よく炒ってすったゴマと、お酢、砂糖、しょうゆをササっと混ぜ合わせます。
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| これで、たたきゴボウの出来上がり!超、簡単ですが、私の実家ではお正月には、毎年必ずある一品で、ベースにお酢がきいていながら、ゴマの香りと甘辛い味付けの「たたきゴボウ」はバリバリ歯ごたえもイイですね♪
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| 次に作ったのは、お正月→めでたい→紅白ということで、大根と人参の「紅白なま酢」です。大根と人参は、うすく皮をむいておきます。冬の大根はみずみずしいですね~
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| 人参は旬の金時人参では赤色が濃いので、西洋人参を使用しつつも、やはり赤色が勝つので、大根より量は少なめにしています。大根と人参はスライスして、大根は約3ミリ、人参は約2ミリの短冊切りにして、少量のお塩をかけてまぶして、しばらく置いておきます。すると人参と大根から余分な水分がでてきます。
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| 塩をまぶした短冊切りの大根と人参の余分な水分をしぼり、タッパにいれ、砂糖、昆布だし、お酢、お塩少々で作った三杯酢をかけて冷蔵庫で約1日おくと「紅白なます」の出来上がり♪4~5日は保存可能な一品です。
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| 新ゴボウと人参をたくさん購入したので、もう一品作ることにしました。まず、すりゴマ、マヨネーズ、お酢、醤油を混ぜ合わせて・・・
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| ゴボウと人参は千切りにして茹で、冷蔵庫に残っていたシャウエッセンも輪切りにして茹でて、先ほどの調味料を熱いうちに合わせると、ゴボウサラダの出来上がり♪買っておいたエビも茹でて添えちゃいました♪
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| おせちもどきのラストは「筑前煮」を作りました。鶏モモ肉は下味をつけて、ゴボウ、レンコンは切って水につけてあく抜きをし、金時人参は皮をむいて一口大に切り、里芋、きのこ類も準備OK♪
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| こんにゃくは、棒でたたいてから、手で一口大にちぎり、10分ほど茹でておくと、味がよく染み込みます。
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| 無水鍋にサラダ油を熱し、鶏→ゴボウ→レンコン→こんにゃく→人参→里芋→きのこと、火の通りがわるいものから炒めていきます。
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| ひと通り炒めると、砂糖、しょうゆを加え、野菜から水分が出るので、ほんの少量のだし汁と酒を加えます。そして材料に火が通ったら、いったん火を止め、みりんを追加して照りが出るまで煮込みます。出来上がった時点より、1日、2日と経つにつれ、味が染み込み照りも増し、更に美味しくなっていきます。
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| おせちもどきも出来て、気が付けばもう大晦日の23時半頃になっていました。JOY君も眠そうです(*_*) JOY君とは3度目の大晦日ですが、毎年こんな感じですね(笑)
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| 2024年、年越し蕎麦は、京都の市場で売っていた立派な長芋、でも安くてびっくりでしたが、その長芋をすりおろして、とろろ蕎麦にしました。温まりますね~
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| そして2025年元旦を迎え、大晦日に作った、たたきゴボウ、紅白なます、筑前煮と、はんぺんとエビのすり身で作ったエビしんじょうの入った、お雑煮でお祝いをしました。おせちもどきをたくさん作ったので、三が日は寝正月できました(笑)
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古都に早春を告げる山焼きやお水取りには、
奈良市内の奥座敷がおすすめです
| 若草山山焼きは、古都奈良に早春を告げる伝統行事です。若草山(約33ヘクタール)の草地全体に一斉に花火と共に点火され、山全体が激しく燃える光景は圧巻です。今年は1月25日(土)開催とのことです。 画像は公式HPより。
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| お水取り(修二会)も奈良を代表する東大寺二月堂の早春の伝統行事で、舞台の廊下をお松明を走った練行衆が走る姿が有名な、国家平安や万民の除災招福を祈る行事です。今年は3月1日から14日開催です。 画像は公式HPより。
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| 今、現在の若草山です。山焼きの1月25日には炎に包まれるのがうその様におだやかな景色ですね~
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| 観光客さんが多い、近鉄奈良駅周辺と奈良公園から、有名な奈良ホテルに向かうにつれて、人影も少なくなり、老舗の料亭がある落ち着いたエリアになってきます。
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| 奈良ホテル近くの「奈良菊水楼」は120年以上前の明治24年創業の料亭で有名です。建物自体が国の登録有形文化財で、優雅なお食事を楽しめる老舗中の老舗料亭です。
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| 近くには浮御堂もあって、最近このエリアにも、素敵な料亭やできています。
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| 浮御堂からしばらく歩くと、奈良市の中央部、市街地の東部に位置する高畑町があります。奈良公園やならまちにはない、奈良を静かに味わえる、今まで気付かなかった奈良の魅力に会える、大人のお散歩コースが高畑なのです。そして、高級住宅街でもあるのです。
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| 一般住宅だと思いますが、どのお家も大きくて、門構えも大きくて、立派です。
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| お寺かと思いきや、一般の住宅の様です。門がすごい~
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| このお家も門構えも、とにかく大きくて、要塞のようなお屋敷です。このような豪邸がたくさんあって、見ているだけで優雅な気分になります。
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| このお屋敷は、旅館のようです。こんな旅館に泊まったら、きっと素敵でしょうね♪
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| そして、高畑町と言えば「志賀直哉旧居」が有名です。路地に道しるべを見つけました。
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| 旧志賀直哉邸は、昭和初期に志賀直哉自身が設計したもので、数寄屋風ながら、洋風の様式も取り入れた美的な工夫を凝しているお屋敷とのことです。次回は、邸内を見学してみたいですね♪
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| 志賀直哉旧居周辺の小道はこんな感じで、まるでタイムスリップしたような風景です。人が少ないのもイイですね
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| タイムスリップしたような町並みに、素敵なテイーカップの看板があって、カフェのようです♪
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| 「たかばたけ茶論」といって、昭和初期、志賀直哉をはじめとする多くの文人、画家が好んで、ここ高畑に集い語らいあったのが、この「たかばたけ茶論」だそうです。南仏プロバンスの田舎家を模して建てられた洋館で、ヒマラヤ杉を通じて隣家、志賀直哉邸と一体となる風景を醸し出しているそうです。訪れた日はお休みで残念でした(涙)
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| そろそろ、ランチタイムになり、予約しておいたお店「杉幸園(サンコウエン)」に到着!高畑町の一番奥の方にあるお店で、古都奈良の閑静な住宅地内の邸宅でお食事ができるのです♪
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| 邸内は広くて、全て完全個室です。お部屋は広めなので、6名は入れそうです。洋室もありますが、今回は和室でした。
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| なんと、この部屋が一番眺めがいい部屋らしく、志賀直哉邸や、若草山の頂上も見えるとのことです♪
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| お天気の良い日で、高畑の邸宅群と、若草山も美しく一望できて、きれいですね♪
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| お料理はランチ営業のみで、月替わりのコースのみですが、そのお料理とコース内容が手が込んでいるのです♪
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| まずは、ホットざくろティーと、三種のブルスケッタが出てきました。寒い冬に、ホットざくろティーは温まり、また甘酸っぱさが食欲を増進させてくれますね~
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| ブルスケッタとは、もともとイタリアンで、薄くスライスしたパンにオリーブオイルやニンニクを縫って好きな具材を乗せて食べるお料理だそうです。
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| 小さなパンの上に、色鮮やかな具材がところせましと乗っていて、どれも美味です♪前菜ながら、ボリュームありますね(*_*)
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| お食事しながら、ふと窓に目をやると、若草山方面の美しい景色が見えて、舌も目もサイコーです♪
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| 次に出てきたのが、九品膳で、まずは出てきた瞬間から感動の美しさです♪どれから手を付けようか迷っちゃいますね~
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| 杉幸園は、お野菜中心のお料理なので、量が多いようで、ペロリと頂けちゃいます♪このお皿は、カボチャ、ニンジン、カラーピーマン等の黒酢煮で美味!
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| このお皿は、ピーマンをお皿にして、茄子ときのこが入っています。中華っぽい味付けで、食欲がすすみます~
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| このお皿は、下味をつけて茹でたブロッコリーに、柴漬けの入ったマヨネーズが、また合うなぁ~
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| お次は、パイグラタンです。九品膳でけっこうお腹いっぱいになりましたが、パイも薄くてグラタンもそれ程多くないので、食べられました。食器もカトラリーもステキです♪
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| 次は、茄子とリンゴのミルフィーユで、見た目はフレンチみたいですね♪このお料理もそれ程、量はないので頂けちゃいました。茄子とリンゴって合うんだな~と、オドロキです。
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| お料理の最後はご飯ものなのですが、もうお腹いっぱいでしたが、とても小さな天津飯で、かわいらしくてペロリと頂きました(笑)
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| お料理が終わって、デザートはお食事をしたお屋敷の道路向かいにある、同じお店のカフェで頂くので、移動です~こういう演出もイイですね♪
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| カフェも広くて、ガラス張りなので、お庭を眺めながらカフェタイムができます♪店員さんの対応もホント良くて、ほっこりもできます。
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| カフェにも広い和室の個室があり、お忍びや、女子会でも、スイーツをお庭を眺めながら楽しめそうですね♪
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| コースのデザートですが、これで1名分です。どれかを選ぶのではなく、珈琲と共に全部ついてきます。このデザートがついて、コースは3,500円なので良心的なお店ですね♪杉幸園は予約でいっぱいの時が多いので、お早目のご予約おすすめします。
杉幸園(サンコウエン) TEL 0742-27-6636
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| 食事後は高畑周辺の奈良公園を散策もイイですね♪観光客さんはほとんどいないので、鹿ちゃんものびのびしているように見えます。
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| 大人になりきっていない小さめの鹿ちゃんがこっちを見ています。兄弟でしょうか、かわいい💓
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| これからの古都奈良は、早春に向けての行事もありますので、高畑にて落ち着いた奈良の魅力を感じ、杉幸園や、たかばたけ茶論でお食事やスイーツを堪能された後に、若草山山焼き、二月堂お水取りを見学されるのもオススメです♪
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